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夏の前

昔は
夏になるとカブトムシやクワガタを家で飼っていました。
家の近くにおおきな木があって、
朝になるとその木に虫たちがいっぱい集まっていたので
家につれてきていました。

うちは、家の中でカブトムシを放し飼いするというアホな家族だったので
毎晩、カブトムシのぶんぶん飛び回る音の中で就寝し、
毎朝、出歩いてしまったカブトムシを家の中で探す、というのが日課でした。

何年か前、道路を広げるというのでその木が切られてしまって
それ以来、いちどもカブトムシを飼っていません。


今朝、
おかんがサンポの途中でカブトムシを見つけたそうです。
「あ、かわいい」と思って拾い上げたそいつは、
頭の部分と前足2本と羽を残して、胴体はもぎりとられていました。

だけど、生きてたんです。

おかんはカブトムシを家に持って帰ってきて、
スイカを一欠片あげたそうです。

頭と羽しかないカブトムシは、
おいしそうにもしゃもしゃとスイカにかぶりついたそうです。


わたしが朝起きると、
おかんが「カブトムシ拾ったんだけど。。」といって
今朝拾ったカブトムシを見せてくれました。

わたしが見たときにはもう、
カブトムシは死んでいました。

だけどおかんがあげたスイカは、
小指の爪の半分ほど、なくなっていました。
頭だけのカブトムシは
それでも小指の爪の半分ほど、スイカを食べたのです。



胴体は、どうしてなくなっちゃったんでしょうね。
カラスにでもつつかれたのか、
心ない人にいじめられたのか。
こんな田舎に、そんな人はいないと思いたいけれども、、


願わくばこのカブトムシが、
「おいしいなぁ、しあわせだなぁ」と思いながら
安らかに息をひきとったのであればいいなと思います。



もうすぐ夏ですね。
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by viola_amet | 2008-07-11 01:18 | あめ暦